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2021年2月15日

すますの「包装」への思い

すますのこと

印象は簡素でも、気持ちを込めてお包みすること。

手にとっていただいた際に、「すます」らしい包装、梱包であること。

 

すますをはじめたとき、いろいろと思い悩んだのが「包装と梱包」でした。

もともと、個人的にはシンプルな包みのほうが好みですし、簡易包装は大歓迎。そこに迷いはなかったはずなのですが…。いざ、自分がお届けする立場になると、最初からそこまで潔くはなれませんでした。

 

振り返っても象徴的なのは、商品を発送する梱包材です。紙の袋がいいのか、ダンボールがいいのか。

最初の半年間、すますの商品は布物が多いので白いダンボールの小箱を選んでいました。万が一、濡れたり鋭利なもので引っ掛けたりする可能性を考えて、お客様にとって「大切なもの」を、私たち自身が「大切にお届けする」という姿勢が、そのほうがより表明できる気がしていたからです。

 

けれど、その一方で、ダンボールの処分はゴミを出す日も限られるのでそのお手間をおかけしてしまうこと、また、衣料品の梱包材としては、少し“立派すぎる”気もしていました。

 

そんなとき、あるお客様との出会いがありました。

メリノウールのシリーズを気に入って下さり、二度目のご注文をいただいた際のメールの備考欄に、商品の着心地についてのご感想とともに、最後に「また、包装梱包は出来るだけ簡単でお願いします」とメッセージがありました。

 

そのときの、なんともいえない不思議な気持ちをよく覚えています。

「本当はもっと簡素な梱包にできたら」と思いながらダンボールを選んでいたことへの、少しの後悔。

と同時に、それならばシンプルで美しい、すますらしい包装をもう一度考えてみよう、とワクワクした気持ちになりました。

すますの商品に共感してくださるお客様が、どんなことを考え、何を大切にされているのか。

メッセージをいただいたことで、すますの商品づくりや、包装や梱包のあり方のすみずみまで、もっともっと正直でいよう、と勇気をいただいたのです。

 

 

以来、すますの包装は、極めてシンプルです。

 

ただ、包装の素材にはこだわって、ひとつひとつ選んで採用しています。

例えば、「仕草が美しくなる細箸」には、書道でつかう半紙を用いています。日本橋の和紙専門店で紙の厚みや色、手触りを確かめながら決めたものです。

 

 

 

手ぬぐいやフットカバーは、透け感のあるシャリシャリした風合いのグラシン紙の袋に入れています。

うっすらと中の素材が感じられるこの袋は、清潔感があって、とても好きです。

 

 

 

メリノウールのシリーズは、無漂白の綿の巾着に入れてお届けしています。この袋はちょっとした小物入れや、旅先での下着袋にもなるので、薄くて軽いですが重宝します。

 

 

 

発送の際は、こちらの包みを紙袋やネコポス用の封筒に入れてお届けしています。

お手元に届いた際に、「すますらしさ」を感じていただけたら、とてもうれしいです。

 

(ギフトのご要望がある場合は、シンプルですがギフト用のお包みも可能です。メールにてぜひご相談ください)