2019年7月16日
ショーツを変えて、おしりなめらか
すますのこと
ゴムなしショーツをつくりたい
すますのショーツの特長は「ゴムを使っていない」こと。
ショーツのゴムって、「あって当たり前」だと思いますよね。
確かにそうなんです。ゴムだったり、ストレッチ素材だったりで、締めつけてはくのが普通です(そうじゃないと落ちてきますものね)。
でも、私たちはずっと、ショーツのゴムをなくせるものならばなくしたいと考えていました。
ショーツをはくと、ウエストや太もも周りにうっすら赤いゴム跡がつきます。
汗をかくとゴム周りがかゆくなってしまったり、ゴムの締め付けで、血流も悪くなったり。
あの締め付け感がどうにも苦手だったのです。
(実際、特に寝るときにはショーツをはかないほうがずっと楽なので、姉妹2人とも大人になってからは「寝るときには裸」が定着しておりました…。)
ヒントは日本古来の肌着
ゴムで締めつけない「紐で調節するショーツ」の企画のヒントは、日本古来の肌着です。
ゴムのない時代は、紐で縛って肌着を身につけていました。
紐を使えば、ゴムを使わないショーツができるかもしれない…。
早速試作品をつくりました。サイドを紐で縛り、おしりの前後は布があたっているだけの仕様に。
バックのくりを深くし(Tバック気味のデザインです)太もも周りの圧迫感をなくしました。
使い続けておしりがすべすべに
試作品を試しているうちに、気づいたことがありました。
「なんだかおしりがすべすべになった…?」
そうなんです。ゴムのかゆみがでないことや圧迫感がないことで、おしりの手触りが明らかに変化しました。
気のせいか、下半身の冷えも改善しました。血流を邪魔しないということも影響しているのかもしれません。
すますのショーツはちょっと独特で、はくとスースーした感じです。
太もも周りにゴムがないので、はいていないみたいな感じといいますか、通気性が良すぎる感じといいますか…。
でも慣れるとそれがとても楽で、自由で、開放的で、おしりが喜んでいる感じがします。
おしりが喜んで、肌までなめらかに変わる、そんなイメージではいていただけると嬉しいです。