2019年1月31日
使ってわかる気持ちよさ
すますのこと
大きな手ぬぐいの試作品ができた段階で、自分たちも使ってみました。
洗いもかけず染めてもいない白い大きな手ぬぐいは、「…これはシーツですか?」という感じ。
「思ったより、硬そう?」
「水、しっかり吸うのかな」
見た目、しっかりめの小さいシーツ。あまり水を吸わなそうな印象で、ドキドキしながら試してみました。
ところが、予想に反して
・思ったより、生地がびしょびしょにならない。
・肌にしっかりあたるので、さっぱり拭きあがる。
意外にも見た目以上の吸水力だったのです。
髪の長い妹・ミオも、1枚でしっかり拭けたそうです。
さらにうれしいのが、洗濯して干すと、乾くのがかなり速いことと、たたむとコンパクトなところ。
梅雨時期や秋冬だと分厚いバスタオルは時間が経っても乾きにくいし、ニオイも気になります。
それが、大手ぬぐいは数時間で乾き、生乾きのニオイがつかないのです。
たたむと薄くて何枚重ねてもコンパクトだし、本当に素晴らしい。
やはり、シンプルな繊維構造の手ぬぐいは日本の気候にあっているのですね。
試用してみて、タオルのお洗濯に悩まれている方や、
すっきりミニマムな生活をされている方におすすめできるなと思いました。
正直なところ、使い始めてしばらく、
手ぬぐいで身体を拭くこと自体に慣れていないうちは、少し戸惑われるかもしれません。
でも、使い込んでいくと、生地の心地よさを実感していただけると思います。
「身体も拭ける大手ぬぐい」を販売して、3ヶ月。
おかげさまで墨色(グレー)、紺色(ネイビー)が好評です。
(ちなみに私たちは、ふたりとも自宅では白を使っています。洗濯して干している様子が、気持ちいいのです。)
一度お買い上げいただいたお客さまから、追加でご注文をいただくこともあり、とてもうれしいです。
「色がいいから買ってみた」「使ってみたらすごく良いので、朝晩使ってます」
そんな、お言葉もいただきました。男性の方からのご注文が多いのも、この商品の特徴です。
大手ぬぐいは手作業でつくるので量産ができないのですが、
つくるのはとても楽しいので、息長くお届けできる商品に育ってくれればいいなと思っています。